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【特集】紫金山(ツーチンシャン)・アトラス彗星[C/2023 A3]情報

内容

2023年の1月9日に発見された新しい彗星です。符号はC/2023A3、彗星の名前はツーチンシャン・アトラス(紫金山・ATLAS)彗星と名づけられました。ツーチンシャンは、中国のツーチンシャン天文台、ATLASは地球衝突小惑星の発見を目的とした自動観測プロジェクトです。 この彗星の軌道が決定されると、発見時には木星軌道と土星軌道の間の遠いところにあることが分かりました。2024年10月中旬以降、宵の空に紫金山(ツーチンシャン)アトラス彗星が見られそうです。日の入りから1時間ほど経過した時間帯が観察しやすいでしょう。

宮崎での観察のおすすめは10月14日(月・祝)以降です。西の低空での観察のため、あらかじめ西の空が開けた場所を探しておきましょう。

また、夕方のまだ少し明るい空のため(20日以前は月明かりもある)、望遠鏡や双眼鏡での観察が適しています。周りの景色と方位からあらかじめ位置を確認してから探すのがおすすめです。

※双眼鏡や望遠鏡を太陽に向けてはいけません。
※彗星の明るさは予測値であり、今後彗星の核崩壊等の影響によって実際の等級が変わる可能性があります。
※図「紫金山-アトラス彗星の位置変化(宮崎市)」は、日の入り約45分後、約1時間後の彗星のおよその位置を示しています。なお、背景に描かれている星図は10月20日の位置を示しています。


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(#に使用する2024は“半角”)
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