館内マップ
2階マップ
2階フロアは、「宇宙への夢」、「科学の不思議の国」、「映像科学の最先端」、「エネルギーランド」の4つのゾーンに分かれています。
宇宙への夢
それぞれの時代の人たちが見た宇宙への夢や、現在の宇宙探査が明らかにしつつある宇宙の姿などを紹介します。
科学の不思議の国
光・音・力・電気などの科学の原理を応用した不思議なおもしろい展示物がならんでいます。どれからでも体験できますよ!
映像科学の最先端
映像科学の最先端であるVR(バーチャルリアリティー)をTECHNO EGG【2人乗り】やVR WORLD【ゴーグル型】で楽しみながら体験できるコーナーです。
エネルギーランド
太陽・水・電気・ガスなどからさまざまに姿を変えるエネルギーの世界を、楽しい展示物を通じて体験できます。
2階主要展示物
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TECHNO EGG(テクノエッグ)【2人乗り】
新開発の2人乗りの連動チェアに乗って、VR(バーチャルリアリティー)の世界(仮想の映像空間)を小学生以上から体験できます。4D-VRなので、風や振動を同時に体感でき、臨場感あふれる映像を楽しめます。コンテンツは数種類あります。
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VR WORLD【ゴーグル型】
4歳以上の子どもも扱えるゴーグル型VRを8台設置しています。子どもから大人まで360度見まわせる臨場感あふれる時間を体感してください。コンテンツは数種類あります。
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パラボラアンテナ
パラボラアンテナは、放物線状の曲面の反射板になっています。この反射板で音を遠くに送ったり、小さな音を集めることができます。パラボラアンテナを向けた方向から音があたると、真ん中の小さな輪(焦点)に音が集められます。反対に、焦点で出された音は、パラボラアンテナに反射して平行に遠くまで伝わっていきます。
当館では、2つのパラボラアンテナを軸が同じになるように向かい合わせに置いてあります。片方のパラボラアンテナの小さな輪に向かって声(音)をだすと、当たった声は平行に飛び、もうひとつのパラボラアンテナで集められて、焦点の小さな輪のところで耳に入ります。アンテナの間でたくさんの人がおしゃべりをしていても、2人だけは秘密のお話ができるのです。
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惑星上での音の伝わり方
普段話している声、聞いている声が金星や木星ではどのように聞こえているのでしょうか?また違っているならそれはどうしてでしょうか?
ガスを詰めたボイスチェンジャーを使っていろいろと試してみましょう。
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サンダーパネル
パネルの表面に手をふれて下さい。手の方向に放電がおこります。このパネルは、内部にアルゴンガスやネオンガスなどが入っており、中心にある電極に非常に高い電圧がかけられています。
ふだんはガラスのほこりや水分などに対して放電していますが、手をふれると、その部分の電気の量(静電容量)が変化して、手の方向に放電がおこります。
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ピンレリーフ
ステンレスのピンを全体に並べたスクリーンにいろんなものを押しあててみると、すぐ裏側にそのままの形がレリーフ(浮き彫り)になって浮き上がってきます。
このピンレリーフは、摩擦による抵抗を小さくした金属メッシュに多数のステンレスピンがスクリーンに差し込んであります。「もの」をあてると、その「もの」の形にステンレスピンが押し出され、立体的にレリーフがみられる装置です。
皆さんもいろんな「もの」を押しあてて、その形を観察してみましょう。
タッチ!ステップ!タッチ!
「タッチ!ステップ!タッチ!」は自分の反応の速さを見ることができます。天井の星座が光ったら、光った星座の絵にタッチしてください。鳴き声が聞こえたら、壁面の鳴いた動物の絵にタッチして下さい。床にあるドレミのマークのある音が鳴ったら、丸いマークにステップしてください。
どれだけすばやく触れられるかぜひ試してみてください。
ベルヌーイの球
スタートボタンを押すと、筒からいっせいに空気が吹き出します。その吹き出し口にボールをのせると、ボールは吹き飛ばされないで空中に浮きます。
ボールの置く位置を少し変えて試してみましょう。ボールを軽く投げてみたらどうでしょうか。思いついたことをいろいろと試しててみましょう。ハンドルを回すとノズルも回転します。さあどうなるでしょうか?
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遊びのトンネル
さあ、勇気を出してトンネルの中にはいってみましょう。
この長さ約10mのトンネルの中には、魚眼メガネ、すきとおったドーム、マイク、そして、まよい道のような通り道などがかくされています。たしかめてみましょう。
トンネルの内と外とで連絡を取り合って見るのもおもしろいかもしれません。
国際宇宙ステーション
国際宇宙ステーションは、地上から約400km上空に建設された巨大な有人実験施設です。1周約90分というスピードで地球の周りを回りながら、実験・研究、地球や天体の観測などを行っています。当館では、その1/50のモデルを展示しています。宇宙だけの特殊な環境を利用したさまざまな実験や研究を長期間行える場所を確保し、そこで得られた成果を活かして科学・技術をより一層進歩させること、そして、地上の生活や産業に役立てていくことを目的としています。
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シャトル宇宙服とMMU
宇宙服とMMU(宇宙飛行士が船外活動の時に用いる移動装置)の原寸大の模型です。
館内のどこにあるか探してみてくださいね。
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ホイールジャイロ
物体には、外から力が加わらなければ、回転しているものはいつまでもその回転を続けようとする、直進している物はその直進を続けようとする性質があります。その性質を慣性といいます。
例えば、こまを回した時、きれいに回っている時はこまは倒れませんが、こまがふれはじめると、どんどん大きくふれます。しかし、こまにはそれを元の状態に戻そうとする力がはたらきます。さあ、その力を試してみましょう。
フライングプロペラ
レバーを押すと、プロペラが回転し上昇します。プロペラは空気中で回転すると、揚力や推進力を発生します。回転する羽根が傾いているからです。
主に飛行機やヘリコプターに利用されています。
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スペースシップシミュレーター
このスペースシップシミュレーターは、ジェット機のコックピットを模した操縦席です。
空港への離発着を行うシミュレーター装置です。あなたはうまく操作できるかな?
土星
プラネタリウムドーム(外径30m)を太陽と見た時、土星はこの大きさ(直径約3m)になります。土星は太陽から6番目の惑星で、木星の次に大きな惑星です。ほとんどがガスでできている軽い惑星で、「水に浮く」と言われています。また、土星には環がありますが、環は一枚の円盤ではなく、小さな氷や岩石の集まりと考えられています。
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ETS-V(きく5号)
ここに展示してあるETS-Vは、H-1ロケットで、宇宙に打ち上げられたものとまったく同じものです。もしも宇宙でETS-Vが故障した場合、どこをどのように修理すればよいか調べるために作られたものです。
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エネルギーサーカス
地熱発電・火力発電・風力発電・太陽光発電・水力発電・原子力発電の6つの発電の仕組みを紹介する展示物です。
ハンドルをまわしたり、ジャンプしたり、自転車こぎをすることによって生じた電気により、説明パネルが点灯したり、ポンプが作動します。そして、作られたエネルギーは、ボールに姿を変えてジェットコースターのようなレールの上をサーカスのように飛び跳ねます。